祝 第10回グリーン購入大賞「大賞」受賞 北海道GPN会員 札幌ドーム、コンベンション札幌ネットワーク
10月24日(金)グリーン購入ネットワークGPNは、グリーン購入全国フォーラムin京都において、今年度のグリーン購入に関する優れた取り組みを表彰する『第10回 グリーン購入大賞 表彰式』を開催いたしました。
今回、北海道GPN会員からは、株式会社札幌ドーム、NPO法人コンベンション札幌ネットワーク(1中小企業部門/1民間団体・学校部門)が、「大賞」を受賞されました。
誠に、おめでとうございます
今後、グリーン購入の優れた活動や蓄積された経験を共有することにより、社会全体、特に北海道でグリーン購入がさらに広く普及していくことを期待します。
左から札幌ドーム(若井さん)、中央はコンベンション札幌ネットワーク(代表幹事 藤田さん) 、右は札幌ドーム(常務取締役 城戸さん)
大賞 中小企業部門
株式会社札幌ドーム(北海道札幌市)
●札幌ドームECOMOTION一人一人がエコプレイヤー
大規模集客施設として、自らの施設の省エネ化、グリーン電力の採用、グリーン購入への取り組みはもとより、来場者に対して積極的な環境施策の広報活動を実施し、来場者の環境行動を促している。
特に、北海道日本ハムファイターズ等イベント主催者に対し環境への取り組みについて協力を呼びかけ、ドームで開催するプロ野球等開催時には、一般来場者や選手を巻き込んで自らの環境に対する目標を宣言する「エコプレイヤー宣言」を実施、参加者は3,000人を超えている。これは、来場者のみならず広く一般市民にも環境意識の向上や環境を考える良い機会となっており、今後、市民の具体的な行動変化が期待される。
≪受賞にあたって≫
私たちは、スポーツ・文化の発信拠点として、夢や感動を提供するとともに、環境に配慮した社会づくりの両立を目指すことも使命であると考えています。お客様、イベント主催者様のご協力のもと実施して参りました活動が評価され大変光栄に存じます。
これからも、札幌ドームが「環境に配慮する施設」として理解され、環境について考え行動する場となり、豊かで住みやすい社会づくりの一助となるよう貢献して参ります。
大賞 民間団体・学校部門
NPO法人コンベンション札幌ネットワーク
●北海道洞爺湖サミットを契機に世界へ発信する日本初のグリーンコンベンション構想と地域貢献型カーボンオフセット事業
観光やコンベンションのグリーン化を推進すべく世界各国の情報を調査・研究し、日本で初めて「グリーンコンベンション構想」をまとめている。また、洞爺湖サミットにおいては、レガシー・カーボンオフセット事業を立ち上げ、ポストサミット後の地域循環型モデルとなる企業・学校・行政を巻き込んだ植林や間伐によるカーボンオフセットを行っている。
今後、国内で行われる各種会議等の開催時の環境配慮は当然考慮されねばならず、具体的な取り組みの実践、効果の検証等を通じてその活動の広がりが期待できる。
≪受賞にあたって≫
私達のミッションは、コンベンション業界(会議やイベント)を通して集客交流産業が活性化することにあります。北海道洞爺湖サミットが、世界的な環境配慮のコンベンションとして位置づけられたことは、私達が検討してきたグリーンコンベンションが大きな評価を頂いたことと受け止めました。
カーボンオフセットはこれから様々なルールが検討されます。私達は、免罪符としての取組みではなく、地域への貢献、負荷をかけた地域へのお返しといった理念で、今後も活動を続けます。